2021年8月4日(水)-9月30日(木)
筑波大学芸術系ギャラリー(筑波大学芸術系棟2階)
9:00-17:00/土日祝休館/入場無料
※なお、新型コロナウイルス感染症対策による入構規制のため、学外の方はご覧 いただけません。

 

学生による展覧会紹介

私たちの身の回りは、様々なモノで溢れています。それを「何気ない当たり前」 や「普通のこと」として認識している、もしくは意識すらしていないことがほと んどではないでしょうか。捉え方をほんの少し変えるだけで、モノは 新しく生 まれ変わります。
モノの性質や構造を見極め、似たような性質や構造をもつ物質へ、はたまたそ れとは全く異なる事象に見立て、置き換え、重ねることで、新たな表現が生まれ ます。そしてそんな表現を、少し違う距離や角度から先入観を捨てて見てみる と、思いがけない発見があるでしょう。このようにアートにおける「変身」と は、作者と鑑賞者の双方の目線から起こる相互的な作用であると言えます。
この展覧会では、見慣れたモノを表現の媒介として新たな表現を開拓している 作品を集めました。モノたちのアートを介した「変身」をお楽しみください。
 
展示作品
今美佐子《浮遊2015.05.20》2015年 化粧品成分, 紙, パネル
岡崎昭夫《反転する表面-2012-》アクリル,キャンバス
尾崎拓磨《Layered Fractals》2017年 ボール紙(全100点の一部)
大西未沙子《branch》2017年 木枝, 木製パネル(全25点の一部)

本展覧会の企画について(担当教員より)
本展覧会は、博物館学芸員資格に関わる授業の総仕上げである「博物館実習」の プログラム「学内実習」の成果です。コロナ禍で昨年は実施できませんでした が、今年はオンラインの打ち合わせも活用しながら学内実習を行うことができま した。筑波大学芸術系では、芸術専門学群および大学院の卒業生・修了生の優秀 作品、および退職教員などからの寄贈作品を400点以上所蔵していますが、受講 生たちはグループに分かれ、コンペティション形式でこの学内コレクションを活 用した展覧会企画案を立案しました。実施案として全員で取り組むために最終的 に選ばれたのが本展覧会です。美術館の根幹を成すのはコレクションであり、そ れらの作品をどのような文脈で展示するかに学芸員の力量が表れます。学芸員を 目指す学生たちの初めての企画をどうぞご覧ください。